【刑事弁護】被害届取下げにより刑務所へ行かずに解決することに成功
ある犯罪をしてしまったことにより、警察から被疑者として取り調べを受けていたAさん。
事情により起訴されれば実刑判決を受け刑務所へ何年も行かなければならない状態で、わらにもすがる思いで当事務所へ相談に来られました。
経済的事情もあり十分な示談金を用意する余裕もなく、起訴は免れないかとも考えられましたが、少ない可能性に望みをかけ当職が被害者の方との交渉の任にあたりました。
犯罪被害に遭われた方の当然の気持ちとして、加害者を許すお気持ちは得られませんでしたが、最終的には示談の成立と被害届取下げの了解を得ることができました。
Aさんも多くの方に迷惑をかけてしまったこと、守るべき大切なものがあることを再認識し、二度と過ちを犯さないことを誓ってくれました。
ラストチャンスを与えてくださった被害者の方の気持ちを真摯に受け止め、更生されることを切に願います。
平成25年12月11日
弁護士 福嶋正洋(茨城・つくばの法律相談は法律事務所つくばコムまでお気軽にどうぞ)